ドイツ南部バイエルン州に位置し国内第三の都市であるミュンヘンは、南方にはアルプスの山々、西方にはシュヴァルツヴァルト(黒い森)と、多くの美しい湖や森があり恵まれた自然環境の中に位置しています。

 ミュンヘン日本人国際学校は、日本国文部科学省の定める学習指導要領並びにバイエルン州の教育法令に基づいた教育を施すことを目的に1994年4月にドイツで5番目の日本人学校として開校し、今年で30年目を迎えました。

 本校は、『主体的に社会の変化に対応できる能力をもった、心身ともに調和のとれた児童生徒の育成』を学校教育目標に掲げ、「自ら学ぶ向上心の育成」・「豊かな心の育成」・「たくましいからだの育成」と、知・徳・体の柱をバランスよく組み込み、在外教育施設ならではの現地理解教育を推進しています。令和6年度も『変化し続ける世界に対応できる学校づくり』を念頭に『魅力ある学校・選ばれる在外教育施設』を目指し、取り組んでいきます。

 保護者の皆様、在ミュンヘン日本国総領事館・地域関係諸機関等とも連携を密に図りながら、校歌の歌詞にもあるように、美しいバイエルンの空のもと、『ともに学ぼう ミュンヘンに』を合言葉に、『自立の心を育み、理想を求め、未来に向かって飛び立つ』児童生徒を目指し、学校運営を推進して参ります。

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ミュンヘン日本人国際学校 学校長

池田 純一

ミュンヘン及びその近郊に居住する子女に対し、文部科学省が定める「学習指導要領」を基に日本と同等以上の教育機会を提供する

日本人としての自信と誇り、且つ、国際性をもった、世界に貢献できる人物の育成を目指す

美しく正しい日本語、日本の文化と伝統の尊重、異文化への敬意、人倫の遵守、自律心の涵養を学ぶべき柱とする

教職員・保護者・理事が一致協力して教育環境の整備に努め、常により質の高い教育の実現を追求する

主体的に社会の変化に対応できる能力をもった、心身ともに調和のとれた児童生徒の育成

【知育】自ら学ぶ向上心の育成 考え行動できる子(伝える言葉)

  • 自分の考えを積極的に表現できる子
  • 自ら学び進んで課題解決ができる子

【徳育】豊かな心の育成 心配りのできる子(感じる心)

  • 互いに違いを理解し認め合い、 協力して頑張ることのできる子
  • 挨拶など基本的生活習慣を身に つけている子

【体育】たくましい体の育成 たくましい子(働く力)

  • 何事にも意欲的にチャレンジ し、自己啓発できる子
  • 強健な体を保ち、健康で安全な生活ができる子

教科指導

  • 研究主題『共に学び合い、主体的に伝え合う児童生徒の育成』を大切にした授業改善に努める
  • 主体的・対話的で深い学びを実践する
  • ICT機器を活用し、個別最適な学びを推進する

道徳指導 特別活動

  • 個性を認め合い、共により良く生きようとする心豊かな児童生徒の育成に努める
  • 全教育活動を通じ、人格の基盤とする道徳性の育成を図る
  • より良い学校づくりのため、自治能力の育成に努める

MT等の現地理解教育

  • ドイツの自然や文化を活かした体験的な活動の充実を図る
  • 探求的、体験的な学習を通して、ドイツの歴史、文化、生活習慣等に触れ、その理解を深める
  • 学んだドイツ語をMTや現地校との交流活動で活用するなど主体的、創造的に取り組む態度を育てる

ドイツ語 英語指導

  • ドイツ語学習、英語学習を通じて、語学力の向上と国際感覚の育成を目指す
  • ドイツ語圏の人や文化をより良く理解し、日常生活の充実を目指す

目指す教職員集団

  • グローバル人材育成の最前線に勤務していることを自覚し、『選ばれる日本人学校』づくりに向け工夫ある教育活動に努める 
  • 質の高い授業・教育環境の提供を目指し、日々研鑽に励み資質向上に努める

開かれた学校・保護者・地域と共につくる学校

  • 保護者会・日本人会・現地校・補習校等、関係諸団体との連携・交流
  • 積極的な情報発信
  • 児童・生徒の命を守り、居心地の良さを感じ安心して楽しく学べる学校

学校法人
ミュンヘン日本人国際学校定款
(Satzung der Japanischen Internationalen Schule München e. V.)